上原note
2026.04.08

相続税が「想定以上に高額になる」本当の理由とは?

相続対策のご相談を受ける中で、最も多いのが
「こんなに相続税がかかるとは思わなかった」という声です。

特に、不動産や会社経営をされている方ほど、
気づかないうちに相続税が膨らんでいるケースが非常に多く見られます。

■なぜ相続税は想定以上に高くなるのか?

一見、十分な資産があるように見えても、実際には次のような問題が潜んでいます。

まず、不動産の割合が高い場合です。
現金収入を生まない資産が多いと、評価額は高くても納税資金が不足します。
「財産はあるのに税金が払えない」という状態に陥るのです。

次に、自社株の問題です。
会社の利益が出ているほど株価は上昇し、オーナー経営者の相続税は想像以上に大きくなります。

さらに、生前対策が行われていないケースです。
何も対策をしていないと、本来使えたはずの特例や制度が活用できず、結果として“最大税率で課税される状態”になってしまいます。

■「対策の有無」で税額は大きく変わる

相続税は「事前対策」で結果が大きく変わる税目です。
これは、制度の問題ではなく、
「準備をした人だけが軽減できる仕組み」だからです。

➀まず重要なのは、生前贈与の活用です。

毎年の贈与を計画的に行うことで、将来の相続財産を着実に減らすことができます。

➁次に、小規模宅地等の特例を前提とした設計です。

不動産の利用方法や名義を見直すことで、評価額を大きく引き下げることが可能になります。

➂さらに、自社株対策です。

役員退職金の活用や持株の移転などを通じて、株価そのものをコントロールしていくことが重要です。

④生命保険の活用も欠かせません。

非課税枠を活用しながら、納税資金を確実に準備することができます。

■本当に大切なのは「税額」ではなく「手元資金」です。

相続対策の本質は、単に税金を減らすことではありません。

  • 相続人が困らないこと
  • 事業や資産がスムーズに承継されること
  • 家族が争わないこと

この3つを実現することが本来の目的です。

そのためには、「相続税額」と「資金」の両方を同時に考える必要があります。
まずは現状把握から始めましょう。


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