上原note
2025.02.26

最近はやっている遺贈寄付の注意点

遺贈寄付とは、自分の財産を遺言によって特定の団体や法人に寄付することを指します。
これにより、社会貢献ができるだけでなく、相続税の節税にもつながる可能性があります。

遺贈寄付が相続税の課税対象になるかどうかは、寄付先の団体によって異なります。

以下のような団体、公益法人へ寄付した場合、相続税が課税されません。

  • 国や地方公共団体(例:市区町村)
  • 公益法人や認定NPO法人(一定の要件を満たすもの)
  • 学校法人、社会福祉法人、宗教法人などの公益性のある法人

一方、以下のようなケースでは相続税がかかるため注意が必要です。

  • 個人への寄付(親族や友人など)
  • 認定を受けていないNPO法人や一般法人への寄付

遺贈寄付の流れは以下のようになります。

  1. 遺言書を作成(公正証書遺言が望ましい)
  2. 寄付先の団体と事前に相談(受け入れ可能か確認)
  3. 相続発生後、遺言執行者が手続きを行う

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