上原note
2022.10.26
法人の代表が死亡した場合
小さな会社では取締役が一人、しかも、その人が100%株主という場合も少なくないと思います。
このような場合に、もしその1人が死亡した場合はどうなるでしょうか?
会社には、様々な債権債務、資産負債があり、取締役が亡くなっても会社が消滅してしまうわけではなく、継続して運営していく必要があります。
会社を運営していくには、会社の代表者=代表取締役を選任しなくてはなりません。
取締役が複数いれば、互選の上で代表を決定すればいいですが、取締役が他にいない場合は株主総会を開くことになります。
株主も亡くなった人が100%所有していたとすれば、亡くなった人の相続人が株主になりますので、相続人間で代表者を決定し、代表者の登記を行うことになります。