上原note
2023.11.22
相続にとって3つの大事なこととは
相続するにあたって大切なことが3つあります。
その1つが相続人間で争わない準備をすること。
2つ目は相続税のシミュレーションを行って納税資金を確保すること。
3つ目は相続税を合法的に減少できる対策を実施すること。
このような3つを事前に準備しておくことがのぞまれます。
特に1番目の相続争いの多くが遺産分割時に生じています。
遺産分割の話し合いがつかずに相続人同士が争うトラブルです。
その最大の原因が、「遺言がない」ことです。
遺言がないために、相続人同士が、互いに法定相続分という権利を主張することで権利と権利が衝突し争いが起こります。
遺言があれば、基本的には遺言通りの遺産分割がなされます。
遺言がない相続では、遺産分割協議を経なければならず、話し合いがうまく纏まらないと、家庭裁判所の調停に移行するなど相続人間の争いになってしまいます。
仲の良かった兄弟が法廷で争うこととなり、その後は顔も合わせなくなってしまうこともあります。
「遺言なんて」と思われる方もいらっしゃいますが、残るご家族のためにも遺言を書かれてはいかがでしょう。
認知症になってからでは、遺言を書くことができないことになります。
早めに準備されることをお勧めします。