上原note
2026.06.24
夫婦で自宅を購入するときの税務上の注意点
「自宅を購入したい」は多くの人たちの夢でもあると思います。
その中で、共働きの夫婦がお金を出しあってということも少なくありません。
その際の税務上の注意点をまとめてみました。
➀ 持分割合は出資割合で決める
例えば、5,000万円の自宅を購入する場合
夫 4,000万円負担、妻 1,000万円負担、であれば、
夫 4/5(80%)、妻 1/5(20%)で登記するのが原則です。
もし、夫が全額負担したにもかかわらず、夫1/2 妻1/2で登記すると、
妻が2,500万円分の財産を取得したことになり、夫から妻への贈与と認定される可能性があります。
②住宅ローンの負担割合に注意
夫婦共有の場合、夫のみ借入、夫婦ペアローン、連帯債務、連帯保証、で税務上の取扱いが異なります。
夫のみ借入・・・持分も夫100%が原則です。
妻に持分を付けると贈与認定のリスクがあります。
ペアローン・・・例えば、夫3,000万円借入、妻2,000万円借入なら
夫60%、妻40%、程度の持分が合理的です。
➂ 親から資金援助を受ける場合
住宅取得資金の贈与を受けるケースがあります。
親から資金援助を受けた場合は、
- 暦年贈与
- 相続時精算課税
- 住宅取得等資金贈与の非課税制度
の適用を検討します。
④ 住宅ローン控除への影響
共有名義の場合、各人が、所有持分、借入金負担、に応じて住宅ローン控除を受けます。
所得が高い方に持分を寄せた方が有利になるケースもあります。
⑤ 将来の相続対策との関係
夫婦共有にすると
- メリット・・・・相続時に配偶者の持分が既にある、財産分散になる
- デメリット・・・将来売却時に夫婦双方の意思が必要、離婚時の問題、相続が二次相続まで続くと権利関係が複雑化
があります。


















