資産3億円前後のご家庭が見落としやすい相続対策5選
「相続税対策はしているから大丈夫。」
そうお考えの方でも、実際に相続が発生すると、「もっと早く準備しておけばよかった」というケースは少なくありません。
資産3億円前後のご家庭では、相続税だけでなく、遺産分割や納税資金、認知症への備えなど、総合的な対策が重要になります。
① 相続税は試算したが、「二次相続」の対策をしていない
配偶者が相続する際には、「配偶者の税額軽減」により相続税がほとんどかからないことがあります。
しかし、その後、配偶者が亡くなった際の二次相続では、相続税が大幅に増えるケースも少なくありません。
「一次相続」だけでなく、「二次相続」まで見据えた財産の分け方が重要です。
② 財産のほとんどが不動産
土地や賃貸不動産は評価額が高くても、簡単には分けられません。
- 誰が相続するのか
- 代償金は支払えるか
- 売却する必要はないか
などを事前に考えておかないと、相続人同士の話し合いが長期化することがあります。
③ 遺言書がない
「子ども同士は仲が良いから大丈夫。」
実際には、この言葉を残して亡くなられた方のご家族が、遺産分割で悩まれるケースは珍しくありません。
遺言書は財産を分けるためだけではなく、ご家族への最後のメッセージでもあります。
④ 認知症対策をしていない
認知症などで判断能力が低下すると、
- 不動産の売却
- 生前贈与
- 相続対策の見直し
が難しくなる場合があります。
元気なうちに、遺言や家族信託、任意後見契約などを検討しておくことで、将来の選択肢を広げることができます。
⑤ 自社株対策が後回し
会社経営者の場合、自社株が想像以上に高く評価されることがあります。
「会社は子どもに承継したいが、相続税の納税資金が不足する」というケースもあります。
早めに株価を把握し、贈与や事業承継税制などを含めて検討することで、円滑な事業承継につながります。
まずは「現状を知る」ことから始めませんか?
- 相続対策は、節税だけではありません。
- 相続税はいくらになるのか
- 財産は円満に分けられるか
- 納税資金は足りるか
- 認知症になっても家族が困らないか
- 事業や資産を次世代へ円滑に引き継げるか
これらを総合的に確認することが、必要です。


















