上原note
2024.08.28
簡易な接触件数が過去最高に
国税庁による相続税の簡易な接触件数が2022 事務年度に過去最高を記録しました。
簡易な接触とは、文書や電話による連絡や面接を通じて、申告漏れや計算誤りのある申告の是正などを行う接触のことです。
2022 事務年度は前年度より1.9%増加の15,004 件の接触があり、3年連続の増加となりました。
申告漏れ等の非違件数は3,685 件で、全体の24.6%を占めています。
国税庁は、この簡易な接触を効果的・効率的に活用し、適正かつ公平な課税の確保に努めるとしており、今後もこうした傾向が続くことが考えられます。
簡易な接触であっても、税務署からのおたずねは気持ちのいいものではないでしょう。
漏れのない申告を心掛けたいものです。