相続対策に関する質問

高齢になった親に遺言を書いてもらうにはどうすればいい?

遺言書は、相続発生後に遺産分割をする上で非常に重要な役割を果たします。
しかし、遺言書を書くとなると、ハードルが高いのも事実です。
高齢の親に遺言書を書いてもらうためには、まずはじっくりと遺言書の必要性について説明をすることが重要です。遺言書が無いと、遺産分割が難航し、相続争いになることもあります。また、ご自身の志を残すことができるという意味でも意義があります。

最近では「終活」という言葉も定着してきていますので、終活セミナーなどにご一緒に参加してみるのも一つの手です。エンディングノートから書き始めてみることで、遺言書にも興味関心を持ってもらえるかもしれません。
実際に書く段階になれば、専門家である税理士や弁護士に相談すると良いでしょう。

親に遺言書を書いてもらう上で注意点があります。
それは、無理やり書かせてはいけない点と、本人の自書である必要がある点です。

無理やり書かせてしまうと、その遺言書は無効となり、それだけでなく無理やり書かせた本人は欠格事由として相続権を失う可能性もあります。

また、自筆証書遺言については、本人が自分で手書きをする必要があります。財産目録はパソコンでの作成も可能ですが、本文はご自身で書いていただき、署名捺印してもらう必要があります。
※ご病気などで、ご自身で全てを書くことが難しい場合は公正証書遺言を選択することで、遺言書を作成することができます。遺言者の代わりに公証人が遺言書を作成する手続きとなります。

当事務所では、遺言書作成支援プランをご用意しています。お問い合わせください。

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