住宅取得資金贈与の非課税R5年で終了か？

マイホームを取得するための金銭の贈与については、一定額まで贈与税が非課税となる住宅取得資金贈与の制度があります。

父母や祖父母など直系尊属からの贈与により、自己の居住の用に供する住宅用の家屋の新築、取得又は増改築等の対価に充てるための金銭を取得した場合において、一定の要件を満たすときは、一定の非課税限度額までの金額について、贈与税が非課税となります。

これを「住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」といいます。

今まで多くの人がこの制度を利用してきました。
しかし、この制度については令和5年度税制改正で延長は予定されていないため、2023年12月31日の適用期限をもって廃止となる予定です。

住宅取得資金の贈与の非課税規定を利用したい方は今年限りで終了となると思われますのでご注意ください。