経営を行っていく上では迷ったことはありませんか?
迷うことがいけないというわけではありません。試行錯誤したとしてもその後の経営に役立つに違いありませんし、その経験が必ずや経営に生かされるはずです。
しかし、十分な準備をした計画のもと進んでいたならば、たとえ迷っても計画の大筋に沿って行くことができるので大きな狂いは生じないでしょう。道に迷って途方にくれるということは避けられます。また、何か他の考えが浮かんでしまい、違った向に進んでしまうということも避けられるでしょう。行き当たりばったりではうまくいきません。
迷うことは無駄ではないといいましたが、時間はいくらでもあるわけではありません。あなたにとって今という、とてもとても貴重な時間、それはあっという間に過ぎてしまいます。時間を無駄に使わないためにもきちんとした計画を立てたいものです。
経営計画にとって最も大事なのはどこに行きたいかを明確にすること、その目的を明らかにすることです。航海ならどの港に行きたいのか明らかにしなくては走りだすことができません。残念ながらどこに行きたいのか明確にできていない場合が多くあります。このため、日々の業務が作業に終わってしまい、貴重な業務を行っているにもかかわらず、時間つぶしになってしまっています。残念なことです。
3人のレンガ職人のイソップ物語を聞いたことがありますか?旅人がレンガを積んでいる3人にそれぞれ「なんでレンガを積んでいるんですか?」と尋ねました。すると1人は「ただ積むだけさ。つらくてつまらない仕事さ。」と。別の一人は「壁を作っているのさ。早く壁を作って家で休みたいのさ。」そして最後の一人は「聖堂を作っているんです。このような機会をもらってうれしくて仕方ありません。最高の聖堂にしようと頑張っているのです。」と。同じ、仕事をしていても目的の違いによって、意味もやる気も成果も全く異なってきます。
弊社では、社長とともに経営計画作成のお手伝いをしています。社長の夢=目的が明確になれば、それに沿った具体的なアプローチ方法を探り、毎月の月次会議でPDCを回していくことができます。目標に基づく予算と実績をどのように埋めていくかサポートさせていただきます。ご相談お待ちしています。