上原note
2026.03.25
事業承継にあたり必要な「定款」の見直し
なぜ定款の見直しが必要か?
事業承継の失敗の多くは「株式のコントロールができない」ことで、その原因の多くが定款にあります。
定款を整備することで事業承継はグッとしやすくなります。
定款でチェックすべき代表的な項目は次の3点です。
- 譲渡制限項目の設定で →外に出さない
- 種類株式 項目の設定で→ 支配を守る
- 集約条項の設定で → 中で整理する
(1) 譲渡制限(外部流出を防ぐ)
➀チェックポイント
株式譲渡制限の規定があるか
承認機関が明確(取締役会 or 株主総会)になっているか
➁譲渡制限がない場合のリスクは
相続・売却で第三者に株が流出してしまう
意図しない株主が出現することがある
➂対応
必ず譲渡制限会社にすることです
(2) 種類株式(支配権を守る)
➀ チェックポイント
種類株式の発行規定があるか
内容(議決権・配当)が設計されているか
➁活用例
後継者:議決権あり株式にする
他の相続人:議決権なし+配当あり(優先株式)にすることによって会社の意思決定を掌握することができます
(3) 株式集約条項(分散を防ぐ)
➀ チェックポイント
相続人への売渡請求規定を設け集約するすべを持っておく
会社による買取規定を定めておく
株価の評価方法を定める
➁リスク
株式が分散し経営の意思決定が不能になってしまう
少数株主が多くトラブルになる
➂対応
強制的に集約できる条項を入れる
定款を変えれば、事業承継の難易度は一気に下がります。
早めに定款の見直しをされてはいかがでしょう。
















