上原note
2026.07.15

売上を追いかける経営から、利益を設計する経営へ

決算書は「過去の成績表」ではなく、「未来の利益を実現する設計図」として活用しましょう。

経営計画を作る際、多くの会社は「今年は売上を○%増やそう」という目標から考えます。
しかし、本当に重要なのは売上ではなく、会社にいくら利益を残したいかです。
まず「当期利益」を決め、そこから必要な売上や経費を逆算していきます。

例えば、社長が「今年は税引き後利益を1,000万円にしたい」と考えたとします。
そのためには、税引き後利益1000万円→法人税等 約300万円→税引き前利益 1,300万円

さらに、特別損益を考慮すると、経常利益 1,400万円
本業だけで利益を出すためには、営業利益 1,500万円が必要になります。

ここまで決まると、販売費及び一般管理費が4,500万円なら粗利益は6,000万円必要となります。
粗利益率が40%であれば、必要売上高は1億5,000万円となります。

つまり、当期利益1,000万円 → 必要売上1億5,000万円というように、利益から売上を逆算することができます。

必要売上高

社長の決めた利益を起点として、利益を達成するための販管費、売上原価、原価率を決めていきます。
その結果、売上高は自動的に決まります。
販管費、売上原価、原価率を決める判断そのものが会社経営になります。
いままで、決算数値を見て結果として利益がいくらと経理から伝えられたものが
社長の判断によって積極的に創出されていくことになります。

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