上原note
2024.04.24

経営の基本構造をつかむ

「未来会計図」を用いれば簡単に経営の基本構造をつかむことができます。

以下のA社の図をご覧ください。
損益の部分(青枠部分)は損益計算書そのものですのでわかりやすいですね。
資金の部分(赤枠部分・左側が資金増加・右側が資金減少)です。
キャッシュフロー計算書に不慣れでわかりにくい場合には、当社にお問い合わせいただければと思います。

未来会計図 経営の基本構造

経営の基本構造をどうつかむか、ポイントが2つあります。

① ポイント1・・資金収支>売上総利益×10%。

資金収支のこの目標が達成されることによって将来の人材採用、設備投資が可能となってきます。
A社のように資金収支がマイナスでは、思い切った次の一手が打てません。

② ポイント2・・売上総利益/従業員数>1000万円。

未来会計図を見ればわかるように、売上総利益から給与、経費、利益をねん出する必要があります。
従業員の平均年収(東京)は年代別にもよりますが、500万円を一つの基準とみることができそうです。すると、売上総利益から給与を差引き、さらに経費や利益に分配するには、売上総利益が従業員一人当たり1000万円を超える必要があります。

この2つのポイントを軸に、営業、人事、投資、財務の各戦略を立てます。
上記のA社はポイントの①未達成、②達成です。
今後①を達成するためにどう経営していくか、それがこれからの経営課題とすることができます。

資金分岐点の売上高はいくら?
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