上原note
2024.12.18
来年の計画を立てましょう
2024年も残すところわずかとなりました。
新しい年を迎えるにあたり、来年の経営計画を思案されている方も多いのではないでしょうか。
未来につなげる1年とするために、まずは来年1年間の計画を立てることが重要だと思います。
数年の長期計画も重要ですが、目に見えやすい短期の計画を立てられることをお勧めします。
計画のない経営は目的地のない航海そのものとなってしまします。
計画は経営の羅針盤、目指す方向に会社を示してくれます。
さて、経営計画のポイントですが、端的に言えば
「1年間を通じてキャッシュをどれほど増加させればいいのか」に焦点を当てることと言えます。
会社経営の未来を拓くのは、もちろん、夢や志ですが、キャッシュがなくては話になりません。
「3年後には・・・」などの夢があるのなら、来年1年間でいくら準備すればいいかが決まってくるでしょう。
その金額を来年の目標額とするのです。
単純なようですが、中身のある実践的な目標となっていますし、比較的容易に決めることが可能です。
この数値が決まれば、逆計算で収益と費用(固定費、変動費)を変化させてどのようにしたら、この数値を達成できるかを計画に落とし込むことになります。最後の数値は決まっていますから、社員全員で一致協力することが求められます。
「来年は今年の売上の10%増しで・・・」の類は意味のない計画になってしまいかねません。
楽しい、夢ある計画を作りましょう。