上原note
2022.08.10
クラウドファンディングの経理処理
資金調達の方法として、クラウドファンディング(以下CF)を利用しているケースが多くなってきています
CFには寄付型、売買型、投資型の3つのタイプがあります。
それ添えの形態によって経理処理方法が異なります
<寄付金型>
資金受領者(法人)の立場からは寄付型であれば無償で資金が受領できますが、資金を集めるのは難しい面があるでしょう。被災地支援、途上国支援などのケースが考えられます。
<投資型>
投資型であれば、将来返済の必要が出てきます。資金提供者も貸付を行っても果たして返金があるかどうか不安です。また、貸金業法、金融商品取引法の適用も考慮され、こちらも一般的ではないように思います。
<売買型>
売買型が一番スムーズに行えると思います。資金提供者にとってもモノ・サービスを購入したと同様の効果が得られ、現実にモノやサービスの享受という楽しみがあります。現実のCFも売買型が圧倒的と思われます。
一般の事業会社がCFを行う場合には<売買型>として魅力ある商品・サービスの提供をされてはどうかと思います。