上原note
2025.11.12
一割貯金の実践
「飲食店の倒産最多」という情報が日経新聞1面に報じられました。(11/11夕刊)
倒産理由の多くが物価高、人手不足にあるようで、すでに過去最高だった年を上回る965件となっているそうです。
負債総額は前年同月比で5割減、小粒倒産が多く、従業員10人未満の小規模経営が多いようです。
体力の弱い小規模経営に物価高、人手不足が重くのしかかっているようです。
このような状況を見るにつけ、小規模企業こそ、強い財務の構築が必須であると痛感します。
強い財務とは、要は「現金を蓄える」ことです。
現金は 「売上―仕入―経費」 の順で考えていては決してたまらないのではないでしょうか。
必要な経費、不測の出費が常にあり現金の支出が止まりません。
そこで、弊社でお勧めしているのは逆転の発想です。
「売上総利益の10%を先に貯蓄する一割貯金の実践」がそれです。
毎月、売上総利益の10%を積立などで先に貯蓄し、残りの9割で経営する方法です。
「一割貯金」は社長の決意一つで実行できます。
「9割経営」の実現には、毎月の厳しい管理が必要になりますが、その実践が経営力をつけることにもなります。
時間の経過とともに現金は貯蓄され、会社に体力が、社長に自信がつき始めます。
「一割貯金」は会社の財務力を確たるものに作り上げる方法です。
詳しくは、弊社にお尋ねください。
















