上原note
2026.01.28
事業承継について「まだ大丈夫」と思っている間に起きやすいこと
事業承継は、多くの社長にとって「まだ先の話」です。
日々の経営に追われる中で「引き継ぎの話はもう少し落ち着いてから」そう感じるのは自然なことだと思います。
★しかし、実務の現場では、次のような場面に出会うことがあります。
- 決算書は整っているのに、株の話になると誰も全体像を把握していない
- 相続対策は進めているが、会社の承継は話題にすらなっていない
- 後継者は決まっているものの「いつ」「どう引き渡すか」が曖昧なまま
どれも、その時点では問題になりません。問題になるのは、急に判断を迫られたときです。
★そこで、事業承継は「決断」より「整理」に重点を
事業承継というと、何かを決めなければならない、大きな決断が必要だと思われがちです。
ですが、最初に必要なのは決断ではなく整理ではないでしょうか。
- 現在の立ち位置を明確にすること
- 選択肢がいくつあるのかを知ること
- どこがリスクになりやすいのか明らかにすること
これらを整理しておくだけで、将来の判断はずいぶん楽になります。
★「今は何もしない」も一つの選択です
事業承継について「今すぐ何もしない」という判断もあります。
ただし、その場合でも「何を承知した上で何もしないのか」だけは、把握しておく必要があるでしょう。
知らないまま時間が過ぎることと、理解した上で先送りすることは、意味合いがまったく異なります。
事業承継は、準備を始めたからといって、何かを急かされるものではありませんが、「自分の会社は今どの段階にあるのか」の問いを持っていただくだけでも十分と考えています。
















