更新日:

強い会社を作る「どこに目をつけるか」

強い会社 どこに目をつけるか

下図のA社は税前利益が▲4,000千円、借入金返済が4,000千円あり、資金収支も▲6,000千円という会社です。

このような会社の場合、資金残高がどんどん減少していきますから、急いで出血を止めないと資金ショートで会社がつぶれてしまいます。本来であれば経常利益を改善する努力をとると思いますが、その時間がありませんので、借入金返済をストップする=リスケを行うことが考えられます。

しかし、A社はリスケをして借入返済をストップしても②のように資金収支はマイナスになっています。これは税引前利益のマイナス値>減価償却費となっているためキャッシュフロ-がマイナスになるためです。

A社の場合には借入金返済をストップしても資金収支は▲2,000千円です。構造的に赤字体質であることがわかります。

社長さんの中にはこの事実に気づかず、あるいは気づいても資金を回すために借入を繰り返して急場をしのぎ、財務体質をさらに悪化させているケースがあります。

A社①の段階でさらに借入をして資金不足を補おうとすれば、急場はしのげますが近い将来さらに苦しくなり再生不可能な状態になってしまいます。

出血を止め、改善のための時間的余裕を確保し売上を伸ばし、変動費、固定費を削減して利益を出せる経営構造に変革しなくてはなりません。

 

「社長が知っておきたい決算書の見方」セミナー実施中!

決算書の見方は、決して難しいものではありませんが、慣れないうちは、どう見れば良いか戸惑うかもしれません。当事務所では、数字が苦手な方でも誰でも簡単に決算書を見て考えることができるように、「未来会計図」という考え方を提案しております。また、その作成方法もレクチャーしています。
会社の資金を確実に増やし「強い会社」を作る上で、「未来会計図」は、現在、未来の利益と資金を把握して、問題点、課題を明らかにしてくれるとても便利なツールです。
決算書の作り方や貸借対照表、損益計算書などの作成も行います。
「社長が知っておきたい決算書の見方」セミナーを無料で開催しています(要予約)。詳細は下記をご覧ください。

社長が知っておきたい決算書の見方(無料セミナー)

お気軽にお電話ください 0120-201-180

当事務所は、税理士、社会保険労務士、行政書士、弁護士の専門家集団です。誠実、信頼を旨にプロとしてお客様に“安心”をお届けします。税務会計、顧問税理士、創業支援、融資・資金調達などについてはお気軽にお問い合わせください。

 お問い合わせ 
お問合せ・ご相談は、お電話またはフォームにて受け付けております。
留守番電話になった場合はお名前とご用件をお伝えください。
創業支援・顧問税理士は
お任せ下さい!
0120-201-180
0120-201-180
受付時間:9:00〜18:00(平日)
メールでお問い合わせ
オンライン相談*実施中!*Zoom/ChatWork等
事務所・ご自宅の端末、スマホからでも繋げます!
事務所・ご自宅の端末、スマホからでも繋げます!(*Zoom/ChatWork等)