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「先の見える経営」のすすめ

私たちが月次顧問の中でお客様にご提供している「先の見える経営」についてご紹介させていただきたいと思います。

「先の見える経営」とは月次決算の中で決算までの数値を予測して、決算予測と目標との比較を行いながら、その差を埋める対策をとっていくという経営管理の方法です。

一番の特徴は、実績値を分析するのではなく決算数値を予測して目標との乖離を埋めるための「次の一手」を社長様とともに模索していくことです

具体的には次の手順で行います
仮に3月決算の会社で7月経過(10月まで経過)と仮定します

  1. 期首からの7か月経過後の実績数値(×1年10月)に決算(×2年3月)までの残りの期間(×1年11月~×2年3月)の予測を加えて決算数値を予測します。(×1年11月~×2年3月)の予測には前年数値を用いますが大きな変化がある場合にはこれを加味します。
  2. 予測は「損益予測」と「資金予測」を算出します。
    「損益予測」とは損益計算書で計算される当期純利益です。
    「資金予測」とはキャッシュフロー計算書で算出される期末現預金残高です。
  3. 決算予測と期首目標を比較してその差を確認します。
  4. この差を埋めるのに必要な対策、下図の商品開発等の「次の一手」を打っていきます。

「損益予測」は当初目標とのずれを教えてくれます。この差を知ることはとても重要です。社長の夢との乖離でもあるからです。

そして、その差を埋めるにはどうしたらいいか、商品開発、マーケティングの見直し、設備投資、人材投資など様々な対策が考慮されます。

また、「資金予測」は中小企業にとって会社の存続に直結する問題です。設備投資、人材投資、また多くのリスクなどに対処するには資金力が大きな力を発揮します。

「損益予測」「資金予測」で得られた差異を、「次の一手」で埋めることを模索しますが、この「次の一手」を繰り出すことで「損益予測」「資金予測」もさらに変化します。このさらなる変化も検討しながら意思決定をしていくことになります。

私たちは、毎月この「先の見える経営」を通してお客様をサポートしてまいります。この経営管理の方法によることで、財務に強い強靭な経営体に成長できると思います。

お気軽にご相談いただけたらと思います。

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