決算書が読めない悩みを簡単に解決する方法とは
決算書が読めない、特に貸借対照表がわからないという声を聴きます
どうしたら、決算書を読むことができるようになるのでしょう?
決算書は、主に一時点の財政状態をあらわす貸借対照表(B/S)と一定期間の損益状況を表す損益計算書(P/L)からできています。
このうち、多くの方はP/Lは読むことができます。
P/Lは売上と仕入・経費の差ですので直感的でわかりやすく利益がいくらかをとらえやすくなっています。
苦手なのがB/Sですね
そのため、経営者の多くがB/Sを読めるようにと努力されています。
書籍にも「決算書を読めないで経営ができるか!」的な記載まであります
しかし、B/Sが読めるようになるためには、ある程度の時間と訓練が必要ですし、B/Sのどの部分が経営の役に立つのかも知らなくては意味がありません。
そもそも、経営者の役割は決算書を読むことではなく、利益の上がる“いい経営”をすることですね。
ですから、“いい経営”をするための指標を持っていればいいのではないでしょうか?
では、その指標とは?
私見ですが、中小企業であれば、今後1年ぐらいの資金残高の動きを事前に知ることができたら、経営のかじ取りを自信をもってできるのではないかと思います。
そして、それが“いい会社”を作る判断の指標にもなると思います。
要は今後1年間の資金繰り予定表を手にすることです。
それも簡易な資金繰り表で十分です。
細かいところを気にしたらキリがありません。
経営者にとって重要なのは将来に向かっての資金の動きを事前に予測することです。
その動きを把握することによって、的確な次の一手も打てることになります。
資金繰り表を作ることはB/Sを作成するよりはるかに容易です
損益計算書の延長で作成することができます
勉強会にぜひご参加ください
未来の我が社の状況を“今”見ることができます。