上原note
2022.03.30
販売不振、物価高局面に向けて
最近の感染症拡大、ウクライナ情勢等により、原材料の高騰、半導体、鉄鋼、石油、天然ガス等の供給不足によって販売不振、物価上昇局面が予測されます。中小企業にとっても大きな影響がすでに出てきているのではないかと思います。
このような時期に対処すべきは、材料や在庫品の確保による売上確保ですが、それも思い通りにはいかない状況だと思われます。
そこで、何といっても資金繰りが大事です。企業は資金が枯渇しては倒産以外にありません。先の見えないときには自社の安全を確保することが最優先になってきます。
- 銀行融資の検討を行う
- 不要不急の人材確保、設備投資を行わない
- 諸経費の削減に努める
という方針を明らかにする必要があります
それも早めに対応することが重要です
ズルズルするのはよくありません。まだ大丈夫という甘さが大きな痛手となっていきます。
早期に対策に着手して、状況を判断しながら回復に向かうとなれば一気に攻めるという臨機応変な態度が要求されるところです。
コロナ後で多額の融資を受けている状況かもしれませんが、一度銀行に行かれることをお勧めします。